タロットカードを大アルカナのみで占うやり方をプロのリーディングのコツと共に徹底解説!

タロット占いのやり方

タロット占いに興味があるけれど、たくさんのカードの意味を覚えるのが大変だと感じていませんか?そんな方におすすめしたいのが、大アルカナのみを使った占いです。
22枚のシンプルなカードだからこそ、初心者でも直感を活かして始めやすく、深いメッセージを受け取れるのが特徴です。

この記事では大アルカナを使った占いの魅力や、具体的なやり方をステップバイステップでご紹介します。
さらにプロの占い師によるカードリーディングの思考プロセスも大公開!はじめてタロットカードを触る方にもカードリーディングのコツがつかめるように、22枚すべてのカードについてお伝えしました。これでタロットカードの読み解きがグーンと楽になるはずですよ。

この記事では次のことが知れます。

✅大アルカナのみを使うタロット占いのメリット
✅初心者でも分かりやすい具体的な占い手順
✅プロの占い師がどうやってリーディングをしているか

チャレンジしてみたいと思っていた方に向けて、いちばんやさしいタロットの始め方を記しました。ぜひ気楽にタロットの世界を楽しんでみてください。

  1. 大アルカナのみを使うタロット占いの魅力
    1. 22枚だけで深い答えがわかる!タロットカードの大アルカナ占いの魅力
    2. 大アルカナ占いの5つの魅力と初心者におすすめの理由
      1. 覚える枚数が少なくて簡単!
      2. 直感的にリーディングできる
      3. 悩みの核心に迫れる
      4. どこでも手軽に占える
      5. カードが伝えるメッセージが力強い
    3. タロットカードの基本を理解!大アルカナと小アルカナの違いとは?
      1. 大アルカナとは?初心者にも扱いやすいタロットの中心的存在
      2. 小アルカナとは?日常のヒントをくれる56枚のカード
      3. なぜ大アルカナが初心者向け?占い入門者にぴったりな3つの理由
        1. 直感的にリーディングしやすい
        2. 覚える枚数が少ないので負担が軽く次のステップに進みやすい
        3. 人生のテーマに焦点を当てやすい
        4. 初心者にとっての最適な練習素材
  2. 大アルカナだけで簡単タロット占い!手順とプロのカードリーディングを徹底解説
    1. 大アルカナ占い・ワンオラクルを始めるために必要な物を準備しよう
    2. 簡単ステップで失敗知らず!大アルカナのみで占うワンオラクルのやり方
    3. プロの占い師のリーディングを徹底解説!大アルカナで今日の運勢を占ってみよう
      1. 0️⃣ 愚者(夢想・愚行・極端・熱狂)
      2. 1.魔術師(創造・始まり・自信・潜在能力)
      3. 2.女教皇(知恵・神秘・直感・無意識)
      4. 3.女帝(豊かさ・成長・母性・美)
      5. 4.皇帝(権威・安定・支配・秩序)
      6. 5.法王(教育・伝統・導き・信仰)
      7. 6.恋人(選択・愛・調和・絆)
      8. 7.戦車(成功・挑戦・勝利・決意)
      9. 8.力(勇気・忍耐・情熱・自己統制)
      10. 9.隠者(探求・内省・孤独・知恵)
      11. 10.運命の輪(変化・幸運・サイクル・予期せぬ出来事)
      12. 11.正義(公平・均衡・責任・判断)
      13. 12.吊るされた男(犠牲・忍耐・新しい視点・試練)
      14. 13.死神(終わり・再生・変容・解放)
      15. 14.節制(調和・節度・バランス・柔軟性)
      16. 15.悪魔(束縛・誘惑・執着・欲望)
      17. 16.塔(破壊・急変・啓示・新たな始まり)
      18. 17.星(希望・癒し・未来・可能性)
      19. 18.月(不安・直感・幻影・秘密)
      20. 19.太陽(成功・喜び・活力・幸福)
      21. 20.審判(復活・決断・解放・結果)
      22. 21.世界(完成・達成・調和・満足)
  3. タロット占いを大アルカナのみでやる方法のまとめ

大アルカナのみを使うタロット占いの魅力

タロット占いに興味があるけれど、「カードの種類が多すぎて覚えきれない」「初めてでやり方がわからない」と感じたことはありませんか?そんな方におすすめなのが、大アルカナだけを使ったシンプルなタロット占いです。

大アルカナはタロットカード全78枚の中でも、特に人生の大きなテーマや象徴的な出来事を示す22枚のカードです。それぞれのカードが持つメッセージは直感的で、絵柄やシンボルを読み解くだけでも奥深い世界が広がります。初心者でも扱いやすく「ちょっとした悩みを占いたい」「今の状況を知りたい」というときにもぴったりです。

今回は大アルカナだけを使ったタロット占いの魅力や基本的なやり方を丁寧に解説します。何を隠そう、私も最初は大アルカナのみを使ったタロット占いから入りました。最初は「タロット占いは難しい」と思っていたんですが、このシンプルな方法から初めて大正解!すっかりタロットの魅力に取りつかれちゃいました🥰

みなさんもぜひ、お試しくださいね。
タロットカードをすでにお持ちの方は、お手元に用意してお読みください。これからタロットカードを購入予定の方は、カードなしでもお楽しみいただける内容になっていますよ。

22枚だけで深い答えがわかる!タロットカードの大アルカナ占いの魅力

タロットカード全78枚のうち大アルカナの22枚は、人生の大きなテーマや象徴的な出来事を描いた特別なカード群です。それぞれのカードが強力なメッセージ性を持ち、一枚一枚が深い意味を宿しています。だからこそ、大アルカナだけを使う占いはシンプルでありながら、奥深い洞察が得られる方法として注目されています。

タロット占いの初心者にとって、大アルカナを使うことは大きなメリットがあります。最初から全78枚を覚えるのは難しく感じるかもしれませんが、22枚だけに絞ることでカードの意味を理解しやすくなり、直感を活かしたリーディングが楽しめるようになります。絵柄や象徴が視覚的に捉えやすいので、「どんなメッセージを受け取れるのか」を自然にイメージしやすいのも魅力の一つですね。

そして先ほど大アルカナは大きなテーマや象徴的な出来事を描いているとお伝えしましたが、それらは人生に置き換えると恋愛や仕事、健康など、人が悩むテーマでもあるのです。だからこそ大アルカナは占いを利用したいタイミングの悩みを扱うのにピッタリなんですね。悩みの核心に迫りたいときや、重要な選択に迷ったとき、大アルカナは深い示唆を与えてくれるでしょう。

「もっと気軽にタロットを試したい」「悩みの本質を短時間で知りたい」という方にこそ、大アルカナだけの占いは最適なのです。

大アルカナ占いの5つの魅力と初心者におすすめの理由

大アルカナを使ったタロット占いは、初心者から経験者まで幅広く利用されている最も人気のある占い方です。私もプロになってからもこのスプレッド(占い方)を使っています。
その理由はシンプルでありながら奥深い洞察が得られるからです。
大アルカナのみの占いはタロット全体の世界を無理なく楽しむための入口としても、また重要な悩みに焦点を当てたリーディングのツールとしてもその魅力を発揮します。

占い方をご紹介する前に、まず大アルカナ占いが持つ5つの特別な魅力について解説します。それぞれのポイントを知ることで、より深くタロットの世界を楽しむヒントが得られるはずです。

覚える枚数が少なくて簡単!

タロットカード全体は78枚と枚数が多く、初心者には敷居が高く感じられることもあります。私も最初は「無理😥」と思いました😂
でも大アルカナだけなら22枚だけなので、まずはここから始めると覚える負担がぐっと軽減されます。それぞれのカードには、象徴的でわかりやすい絵柄が描かれているため意味を覚えやすく、学ぶ楽しさを感じられるのがポイントです。たとえば「太陽」や「恋人」といったカードはその名前や絵柄から直感的に意味を推測できるので、初めての人でも無理なく馴染めます。

直感的にリーディングできる

大アルカナのカードは複雑なルールやシステムを知らなくても、自分なりに解釈しやすいのが特徴です。それぞれの絵柄が持つシンプルで力強いメッセージが、直感的な理解を助けてくれます。
「これはポジティブなカードかな?」「こういう場面に当てはまりそうだな」と、自由な発想でリーディングできるのが魅力です。
初心者にありがちな「間違った解釈をしてしまうかも…」という不安を感じにくく、楽しみながら占いに取り組めます。

悩みの核心に迫れる

大アルカナは人生の重要なテーマやターニングポイントを象徴するカードが多く含まれています。
たとえば「死神」は終わりと始まりを示し、「星」は希望や未来への道筋を表します。

これらのカードを使うことで、恋愛や将来の選択など深刻な悩みの核心に迫ることが可能です。
またカードから得られるメッセージは、問題を解決する直接的なヒントになるだけでなく、自分自身と向き合い、新しい視点を得るためのサポートにもなります。

どこでも手軽に占える

大アルカナだけを使った占いは22枚と少ない枚数のため、持ち運びが簡単です。旅行先や友達の家、あるいはちょっとした休憩時間でもサッと取り出して占える手軽さが魅力です。
またスマホアプリやオンライン占いなどでも、大アルカナのみでリーディングできるツールがたくさんあります。
気軽に日常生活に取り入れられるので、占いがより身近になって嬉しですよね。

カードが伝えるメッセージが力強い

大アルカナのカードは、それぞれがシンプルでありながら非常に力強いメッセージを持っています。例えば「太陽」のカードは喜びや成功を象徴し、「死神」のカードは終わりと新しい始まりを示します。
このようにどのカードも人生の重要なテーマを明確に表現しているため、占う際に「何をすれば良いのか」「今の状況がどういう意味を持つのか」を、はっきりと理解することができるのです。

さらに大アルカナのカードは抽象的なメッセージではなく、具体的な気づきを得られるところも魅力です。「今の自分に必要なことは何か」と考えるきっかけをくれるので、迷ったときの道しるべとして非常に頼りになりますよね。
特に日常生活での悩みや迷いに対してもピンポイントでアドバイスをくれるため、実践的に役立つ占いが可能です。

「未来の方向性を示してほしい」「自分がどう行動すべきか知りたい」と思ったとき、大アルカナは強力なサポーターとしてあなたの背中を押してくれるでしょう。

タロットカードの基本を理解!大アルカナと小アルカナの違いとは?

記事の冒頭でも少し触れましたが、タロットカードは全部で78枚あり「大アルカナ」と「小アルカナ」という2つのグループに分かれています。この分け方にはそれぞれ役割があり、カード全体を理解するうえで重要なポイントになります。
今回は大アルカナのみの占いの紹介をする記事ですが、まずは簡単に大アルカナと小アルカナの違いや特徴を押さえておきましょう。

大アルカナとは?初心者にも扱いやすいタロットの中心的存在

タロットカードの「大アルカナ」は22枚のカードで構成され、それぞれが深い象徴的な意味を持っています。このカード群は、私たちの人生や魂の成長を反映する「物語」を描いていることをご存じですか?

0番目の「愚者」は純粋な始まりを象徴し、冒険と可能性に満ちた状態を表します。この「愚者」が旅を通してさまざまな経験を積み、最終的に21番目の「世界」に到達する物語が「大アルカナの流れ」です。

この流れは人生そのもののように、挑戦・葛藤・喜び・成長といった普遍的なテーマで構成されています。それぞれのカードは、個々のステージで直面する課題や学びを象徴し、私たちがどのように魂を成長させるかを示しているのです。そのため占い結果を直感的に読み取りやすいのも魅力です。

小アルカナとは?日常のヒントをくれる56枚のカード

小アルカナは、ワンド・カップ・ソード・ペンタクルという4つのスートに分かれます。各スートはそれぞれ異なるテーマを象徴しており、以下のような特性を持っています。

  • ワンド: 行動力や情熱を表現。
  • カップ: 感情や愛情を象徴。
  • ソード: 知性や思考を示唆。
  • ペンタクル: 現実的な成功や物質的なテーマを扱います。

大アルカナが人生の大きなテーマに焦点を当てるのに対し、小アルカナは日々の選択や行動、感情の流れなどより具体的な場面を描いています。「商品AとBのどちらを購入するとよいか」など日常の悩みなどは小アルカナで占うとよいですね。

カードには現実の情景や人物が描かれており、直感的にイメージしやすいのが魅力です。たとえば、カップの3は「喜びや祝福」、ソードの5は「対立や葛藤」といった具体的なメッセージを伝えてくれます。
小アルカナを理解するには、スートと数字のテーマを組み合わせて覚えるのがポイントです。
詳しくは別の機会にご紹介しますので、楽しみにお待ちくださいね😊

なぜ大アルカナが初心者向け?占い入門者にぴったりな3つの理由

大アルカナ、小アルカナはどちらもタロット占いには欠かせない存在ですが、初心者が最初に触れるべきは大アルカナ一択だと私は考えています。その理由は4つあります。

直感的にリーディングしやすい

私が入門者・初心者にオススメする一番の理由がこれ!

大アルカナのカードはその一枚一枚が物語やテーマを持っていて、誰もが思い浮かべやすいメッセージが込められています。初心者でも「このカードの絵柄が伝えたいことは何だろう?」と考えるだけで、自分なりの解釈を楽しむことができるんですよね。
難しいルールにとらわれず自由な発想で取り組めるので、占いを楽しく続けられます。

覚える枚数が少ないので負担が軽く次のステップに進みやすい

タロットカード全体は78枚ありますが、大アルカナはその中の22枚だけ。初心者にとって、シンボルや意味を覚えるハードルがぐっと下がるのもポイント高いですね。

そして大アルカナはタロットの「核」ともいえる存在です。ここから学び始めると、次のステップとして小アルカナを扱いやすくなるのも大きなメリットです。

入門としてまず大アルカナでカードの象徴やストーリー性に親しむと、タロット全体の基礎が自然と身につきます。この基礎があると、小アルカナの解釈やリーディングにもスムーズに取り組めるようになるんです。
特に小アルカナは、日常生活や細かな状況を占う際に役立つカードが多いのが特徴です。大アルカナで人生の大きなテーマを掴んでおくことで、小アルカナを使った具体的な占いがより的確になり、深みが増します。

人生のテーマに焦点を当てやすい

大アルカナは人生の大きなテーマや転機を象徴するカードが多いのが特徴。「恋人」や「運命の輪」などのカードは、日常的な悩みを超えて、未来に向けた大きなヒントを与えてくれます。
特に迷いや不安を抱えているとき、これらのカードは心の道しるべとなりやすいです。「今の状況をどう受け止めるべきか」「次にどんな行動をとるべきか」など、方向性を明確にしてくれるのでとても参考になります。

初心者にとっての最適な練習素材

「次のステップにつながりやすい」という利点にも通じるのですが、大アルカナだけを使う占いはタロット初心者にとっての理想的な練習方法でもあります。22枚という少ない枚数だからこそ、象徴的な意味を繰り返し読み解くうちに、カードリーディングの基礎力が自然と身に付きます。
まずは大アルカナをマスターし、その後で小アルカナを取り入れることで段階的にスキルを高めることができます。

大アルカナだけで簡単タロット占い!手順とプロのカードリーディングを徹底解説

大アルカナ占い・ワンオラクルを始めるために必要な物を準備しよう

大アルカナを使ったタロット占いを始める前に、いくつか必要なアイテムを準備しましょう。特別なものはほとんど必要ありませんが、準備をしっかり整えることで、より集中して占いに取り組むことができます。
これからタロットカードを用意する方も、この記事を読んで参考にしてくださいね。

  1. タロットカード(大アルカナ)
    一番の主役アイテムですね。手持ちのデッキから大アルカナ22枚だけを分けて使います。
    カード選びに迷ったら、自分が「使ってみたい」と感じるデザインのものを選びましょう。
    お気に入りのデザインのカードは、占いの時間を楽しくしてくれます。
    初心者の方にはライダー版がオススメですよ。もしカード選びに迷われるようでしたらお気軽にご連絡くださいね。
      
  2. 占い用のクロスや布
    カードを広げる際に使う布やクロスがあると便利です。
    お気に入りの布を選ぶと占いの時間が特別なものに感じられます。シンプルな無地の布や、心を落ち着かせる色合いのものが最適です。
    布はなくても占いはできますが、あるとカードの滑りが良くなりシャッフルがしやすくなりますよ。それに何より気持ちが上がります!😉
      
  3. 静かで落ち着ける場所
    占いに集中するためには、静かで落ち着ける場所が必要です。
    リラックスできる部屋や、特別な時間を確保できるスペースを探しましょう。
    スマホの通知のような外部の雑音を遮断するのもオススメです。
      
  4. ノートとペン
    カードの結果を記録するために、ノートとペンを用意しましょう。特に初心者のうちは占いの内容を書き留めることで、自分の考えを整理しやすくなり、後から振り返ることもできるのでいいことづくめです!
    お気に入りのノートを選ぶと、書く時間が楽しみになりますよ。
      
  5. リラックスアイテム(オプション)
    お香やキャンドル、ヒーリングミュージックなどを取り入れると、気持ちがさらに落ち着きます。必須ではありませんが、占いの雰囲気を作るアイテムとして役立ちます。
    私が最近よく利用するソルフェジオ周波数のヒーリングミュージックを紹介しておきますね。よかったらこの記事を読む間だけでも聴いてみてください。

  

簡単ステップで失敗知らず!大アルカナのみで占うワンオラクルのやり方

大変お待たせしました!それではプロの私が初心者に一押ししている「大アルカナだけで占う方法」をお伝えしますね。
この占い方は「ワンオラクル」と呼ばれる方法です。たった1枚のカードだけを引いて、そのメッセージを読み解くシンプルな占いです。難しいスプレッドを使わず、占いたいテーマに集中して行えるので、初めてタロットに触れる方でもすぐに挑戦できますよ!
タロットカードをお持ちの方は、是非お手元にカードなど必要なものを準備してお読みください。

  1. 質問を明確にする
    まず、カードに尋ねたいことを具体的に考えましょう。
    例えば「恋愛運を高めるために今必要なことは?」や「この仕事に挑戦するべきか?」など、シンプルで明確な質問がベストです。

    💡 ポイント
    抽象的すぎる質問は避けてください。
    例えば「私の未来はどうなる?」ではなく、「今、行動を起こすべきことは何か?」のように、行動や決断に直結する形にすると良いです。
      
  2. 心を落ち着けてカードをシャッフルする
    質問が決まったら、カードをシャッフルします。
    この時自分の気持ちを集中させ、雑念を払いましょう。深呼吸をしながら心の中でカードに相談を呼びかけるとより効果的です。

    💡 ポイント
    シャッフルの仕方に決まりはありませんが、迷った場合は以下の方法を試してみてください。

     基本的なシャッフル方法: トランプのように全体を混ぜ合わせる
     ・カットシャッフル: デッキを3つの山に分け、順番を入れ替える

    私はまずコンコンと軽くカードをノックして、1つの山を右手で半円を描くように広げます。その後カードに相談者さまの状況や相談内容を呼び掛けながら、時計回りに回し山に戻します。
    カットシャッフルはやったほうがいいな、と感じた時にだけ行っています。
    このようにシャッフルには特に決まりはありません。別のシャッフル方法を採用している占い師もたくさんいます。

    いずれも大切なのは「自分が納得できる気持ち」でシャッフルすることが。慣れるまではリラックスして楽しむ感覚で進めてみましょう!
      
  3. カードを1枚引く
    シャッフルを終えたら、心を落ち着けたままデッキから1枚を引きます。引いたカードが、あなたへのメッセージです。
    カードの引き方は「デッキを広げて直感的に引く」「上から1枚を引く」どちらでもOKです。
    自分が「これだ!」と感じる方法で引いてください。
      
  4. じっくりリーディングする(カードの意味を読み解く)
    引いたカードの絵柄や象徴から、質問に対する答えを考えます。
    例えば「星」のカードなら「希望を持って行動を続けよう」といったメッセージが考えられます。カード解釈のガイドブックを参考にしながら、自分の感覚を大切にしてみてください。

    💡 ポイント
    カードには正位置・逆位置がありますが、ガイドブックを読んでも解釈が難しいようでしたら逆位置は採用しないリーディングでもOKです👌🏻✨
    大切なのは「このカードが私に何を伝えたいのか?」を感じることです。

    ガイドブックを持っていない、また持っているガイドブックを読んでもピンとこない方は、Wikipediaを参考にしてみてください。
    意味が単語で一覧に書かれていますので、そこから連想する言葉やイメージを想像してみてください。
    それがカードがあなたに伝えようとしている答えです。
    参考サイト:Wilipedia「大アルカナ」
      
  5. メッセージを行動に移す
    占いの結果を受け取ったら、それをどう行動に移すかを考えます。ノートに書きだすと整理しやすくておススメですよ!
    例えば「希望を持つ」というメッセージなら、日々ポジティブな心で過ごす具体的な行動を取り入れてみましょう。

  

ワンオラクルは、大アルカナだけを使った占いの中でも特にシンプルで実践しやすい方法です。質問を明確にし、1枚のカードからのメッセージを受け取ることで、自分の状況を新しい視点で見つめ直せますよ😊
  

プロの占い師のリーディングを徹底解説!大アルカナで今日の運勢を占ってみよう

それでは実際に占ってみましょう。テーマは「今日の運勢」!占うタイミングが夜でしたら「明日の運勢」でもOKですよ😉
初心者の方が一番戸惑うのは先ほどの手順4の「リーディング」です。
そのため今回は「私がこの記事を書いている時点で〇〇のカードが出たらこう解釈する」も添えておきます。最初はガイドブックを使いながらの解釈になるでしょうから、先ほどご紹介したWikipediaの記載をもとに解釈を広げてみました。まずは正位置のみでやりましょう。
どうやって解釈するのかイメージが沸かない方は特に参考になると思いますよ!ぜひご覧くださいね。
  

0️⃣ 愚者(夢想・愚行・極端・熱狂)

愚者のカードの「夢想」「極端」に注目してみます。「夢想」は自由な発想や新しい可能性を象徴、「極端」は、それが行き過ぎると危険性を伴うことを暗示していると考えました。
このことから私は「今は新しい挑戦を始めるチャンスで。準備不足を心配するより、直感を信じて行動を起こそう。ただし無計画に突っ走ることには要注意」とリーディングしました。
  

1.魔術師(創造・始まり・自信・潜在能力)

魔術師のカードでの「創造」と「潜在能力」に注目してみます。「創造」は、何か新しいものを生み出す力や、クリエイティブなエネルギーを象徴しています。また「潜在能力」はまだ表には現れていないけれど、十分に開花する可能性を秘めている状態を示していると解釈しました。
このことから私は「今は才能やアイデアが輝きを放つタイミング。特に新しいプロジェクトや計画を始めるのにぴったりの時期といえるかな。ただしアイデアを形にするには、自分を信じて一歩踏み出すことが鍵」とリーディングしました。
  

2.女教皇(知恵・神秘・直感・無意識)

女教皇のカードでは「直感」と「神秘」に注目します。「直感」は表面的な事柄の裏に隠れた真実を見抜く力、「神秘」は未知の世界や深い洞察力を表していると考えました。
このことから私っは「今は自分の内なる声に耳を傾ける時。答えを外部に求めるより、自分の直感を信じて選択するとよき。特にまだ明確になっていない状況なら焦らず心の奥底にある思いを探ることが大切」とリーディングしますね。
  

3.女帝(豊かさ・成長・母性・美)

女帝のカードは「豊かさ」と「成長」に注目します。「豊かさ」は物質的な充足だけでなく、心や人間関係の満足感を示しています。そして「成長」は努力が実を結ぶタイミングを示唆していると考えました。
このことから私は「今取り組んでいることが、まもなく形となって実を結ぶとき。今は周囲との調和を大切にし、自分や周囲の人に対して優しさを持つことで、より大きな豊かさを得ることができる」とリーディングします。
  

4.皇帝(権威・安定・支配・秩序)

皇帝のカードでは「安定」と「秩序」に注目してみましょう。「安定」は物事を確固たる基盤の上に築くことを意味しています。「秩序」は混乱を整理して計画的に進める力を象徴しています。
このことから私は「今は計画的に物事を進めることが成功の鍵。リーダーシップを発揮して、安定した基盤を築くタイミング。ただし他者を支配しようとする態度には注意が必要」とリーディングしました。
  

5.法王(教育・伝統・導き・信仰)

法王のカードでは「導き」と「伝統」に注目しました。「導き」からは信頼できるアドバイザーや知識を持つ人からの助言を得ることを、「伝統」からは過去から受け継がれてきた価値観や規範をイメージします。
このことから「周囲の意見や経験を参考にすることで迷いを解消できる。そして伝統や信頼できる方法に立ち返ることで、自分にとって最適な道を見つけられる」とリーディングします。
  

6.恋人(選択・愛・調和・絆)

恋人のカードは「選択」と「絆」に注目しましょう。「選択」は大切な決断を迫られる場面を、「絆」は他者との深い結びつきや愛情を感じますね。
このことから私は「今は人生における重要な選択をするタイミングかも。その選択が愛や信頼の絆を深めるきっかけになるよう、自分の価値観を基に慎重に考えてみるとよい」とリーディングしましした。
  

7.戦車(成功・挑戦・勝利・決意)

戦車のカードは「挑戦」と「勝利」が気になりました。「挑戦」は困難な状況に立ち向かう意志、「勝利」は努力が実を結び成功を収めることと読み取れます。
このことから私は「今は強い意志を持って目標に向かう時。困難に直面することがあるかもしれないけれど、自分の力を信じて突き進むことで確かな成果を得られる」とリーディングします。
  

8.力(勇気・忍耐・情熱・自己統制)

力のカードでは「勇気」と「自己統制」に注目します。「勇気」は自分の内面や外的な課題に立ち向かう精神力、「自己統制」は感情や欲望をコントロールして冷静に行動する力と読み取れますね。
このことから私は「感情や困難に飲み込まれず、自分を信じて冷静に行動しよう。忍耐強く状況を見守ることも大切だけど、自分の意志を示す勇気も忘れずに」とリーディングしました。
  

9.隠者(探求・内省・孤独・知恵)

隠者のカードの「探求」と「内省」に注目しました。「探求」は外部ではなく自分自身の内側に答えを見つける考える時間を、「内省」は自分と向き合い知恵や洞察を深める時間をイメージしました。
このことから私は「今は一人の時間を大切にし、自分自身の内面を見つめ直す時期。答えは外部ではなく自分の中に隠されているので、焦らず自分の心に問いか続けよう」とリーディングします。
  

10.運命の輪(変化・幸運・サイクル・予期せぬ出来事)

運命の輪のカードでは「変化」と「幸運」が気になりました。「変化」は状況が動き出し新しい展開が訪れることを、「幸運」はその変化がポジティブな結果をもたらす可能性が高いことを示しているように感じます。
このことから私は「状況が大きく変わり始める予兆があるかも。その流れに乗ることで新しいチャンスや幸運を手にすることができるけど、その変化をどう活かすかは自分次第だと忘れずに」とリーディングしました。
  

11.正義(公平・均衡・責任・判断)

正義のカードでは「公平」と「判断」に注目しました。「公平」は自分や他人に対して平等な視点を持つこと、「判断」は感情ではなく理性で物事を評価する力を示していると受け取ります。
このことから私は「感情に流されることなく、公平な視点で物事を判断する時。自分の行動に責任を持ち正しいと思う選択をすることが、信頼や安定につながる」とリーディングします。
  

12.吊るされた男(犠牲・忍耐・新しい視点・試練)

吊るされた男のカードは「新しい視点」と「忍耐」が気になります。「新しい視点」は今までとは違う角度で物事を見るタイミングを、「忍耐」は急がずじっくりと状況を受け入れる姿勢を示しています。
このことから私は「現状をすぐに変えられなくても、少し視点を変えてみると新たな気づきが得られる。焦らずにベストタイミングを見極めることが成功への近道」とリーディングしますね。
  

13.死神(終わり・再生・変容・解放)

死神のカードでは「終わり」と「再生」に注目します。「終わり」は現状の終焉と同時に新しいスタートの準備を示し、「再生」は古いものを手放し新しい自分に生まれ変わることを示していますね。
このことから私は「何かが終わって始まる合図。古いものに執着せず解放すると、前に進む力が生まれる」とリーディングしました。
  

14.節制(調和・節度・バランス・柔軟性)

節制のカードでは「調和」と「バランス」に注目します。「調和」は対立する要素をうまく融合させる力、「バランス」は無理なく状況を整え安定した状態を保つことと読めるでしょう。
このことから私は「無理をせず今の状況をバランスよく進めることが大切。柔軟な姿勢を持つことで、より良い結果につながる」とリーディングできました。
  

15.悪魔(束縛・誘惑・執着・欲望)

悪魔のカードの「束縛」と「欲望」に注目します。「束縛」は自分を縛りつけているものに気づく必要がある、「欲望」は自分の願望をコントロールする必要性と受け取りました。
このことから私は「自分を縛りつけているものは何かを見直すタイミング。そして一時的な欲望に振り回されず、冷静な判断を心がけることが未来の自由につながる」とリーディングできますね。
  

16.塔(破壊・急変・啓示・新たな始まり)

塔のカードでは「破壊」と「啓示」に注目します。「破壊」は現状が崩れ新しい始まりのきっかけになることを、「啓示」はその変化の中に重要な気づきが隠されていることと読みます。
このことから私は「急激な変化が訪れるかもしれないけれど、それは大切な学びの機会。変化を恐れずそこから新しい道を見つけていこう」とリーディングします。
  

17.星(希望・癒し・未来・可能性)

星のカードの「希望」と「未来」に注目してみます。「希望」はどんな状況でも前向きなビジョンを持つことを、「未来」は現在の努力が報われる明るい展望を意味するとイメージできました。
このことから私は「今は希望を持ち続けることが大切な時。小さなことでもコツコツと行動を続ければ明るい結果が待っている」とリーディングしました。
  

18.月(不安・直感・幻影・秘密)

月のカードでは「不安」と「直感」に注目しました。「不安」は物事の全貌が見えないことによる感情、「直感」はその状況を乗り越える潜在的な能力を象徴ししているかと思います。
このことから私は「目の前の状況がはっきりしなくても、直感を信じて進んでみるとよき。不安に振り回されるよりも、冷静に自分の心の声を聞くことが解決の糸口となる」とリーディングできました。
  

19.太陽(成功・喜び・活力・幸福)

太陽のカードでは「成功」と「幸福」に注目してみます。「成功」はこれまでの努力が実を結び成果を得ること、「幸福」は心が満たされる瞬間を意味すると感じます。
このことから私は「今は自信を持って行動する時。歩んできた道が正しかったことを実感できる結果が待ってる。心からの喜びを感じられる」とリーディングします。
  

20.審判(復活・決断・解放・結果)

審判のカードでは「復活」と「解放」を見ていきます。「復活」は過去諦めたことに再チャンスが到来することを、「解放」は新しい自分に生まれ変わる感覚と読み取れます。
このことから私は「過去の選択が新たな形で再び目の前に現れる時。そのチャンスを活かして自分を解放する選択をしよう」とリーディングします。
  

21.世界(完成・達成・調和・満足)

世界のカードでは「完成」と「達成」に注目します。「完成」からは物事が最終段階に到達することを、「達成」からはそれによって得られる満足感を感じました。
このことから私は「目指してきた目標が形になりつつあるので、その成果を喜びつつ、次のステップへの準備も始めてみよう」とリーディングします。
  

タロットのリーディングは、最初は難しく感じるかもしれません。
でもこのページのリーディング例を参考にしながら、何度もカードと向き合ってみてください。一枚一枚のカードに込められたメッセージをじっくり読み解くうちに、自分なりの解釈がどんどん広がっていくはずです。大切なのは、楽しみながらタロットの世界を探求していくことですよ!

もし良くないカードが出たり、イメージを感じてしまったら…?
そんな時でも視点を変えるだけで自分の未来を切り開く良いきっかけに変えることができます!
こちらの記事が参考になりますので、併せて読んでみてくださいね。

  

タロット占いを大アルカナのみでやる方法のまとめ

タロット占いは奥が深く、最初はどこから始めればいいか迷うものです。けれど大アルカナだけを使ったシンプルな方法なら、初心者でも楽しく学びながら実践できます。
この記事では次のことをお伝えしました。

  • タロットカードの基本構造
    大アルカナは22枚、小アルカナは56枚からなり、それぞれが異なる役割を持っています。初心者には象徴的で直感的なリーディングが可能な大アルカナがおすすめです。
  • 大アルカナの特徴と魅力
    22枚のカードには深い意味が込められており、人生のテーマや成長の物語を表現しています。覚えやすく、直感的にリーディングできるため初心者に最適です。
  • 占いの具体的な手順
    ワンオラクルやスリーカードスプレッドなど、シンプルな方法から始めるのがおすすめです。記事内では準備から実際の占いまでの流れを丁寧に解説しました。
  • リーディングの考え方
    カードごとに意味を深掘りし自分なりの解釈を加えることで、占いの精度と楽しさが増します。
    例としてプロの占い師によるリーディング方法もご紹介しました。

占いはカードの意味をそのまま受け取るだけでなく、自分自身の直感や考えを取り入れることでより豊かなものになります。最初は難しく感じるかもしれませんが、繰り返し練習することで必ず上達しますよ。ぜひこの記事を参考に、あなたのペースで楽しみながら学びを深めてくださいね!

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